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【在宅勤務で集中できない人向け】ポモドーロテクニックで集中力を高めてサボり癖を解消!

こんにちは、なかなか集中力が続かないかずきです。

私のように集中力が続かないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
特にコロナウイルスが流行り始めてからは在宅勤務が増えた方も多いと思います。

ですが、こんなことを感じたことがある方も少なくないと思います。

家だと全然集中できない!

在宅勤務は周りの目がないので、簡単にサボれてしまうデメリットがあります。

実は私も家では集中できないので、在宅勤務をやめて出勤している一人です 笑

ですが副業は家で作業するしかありません。
そこで、使用した方法が今回紹介するポモドーロテクニックです。

今回は自宅作業で集中力を高めることができるポモドーロテクニックを紹介します!

この記事を読めば次のことがわかります。

  • ポモドーロテクニックの使って集中力を高める方法
  • ポモドーロテクニックができるツール

有意義な自宅作業をするための手段として参考にしてください。

それではよろしくお願いします!

在宅勤務で集中できないのはなぜ?

ポモドーロテクニックを紹介する前に在宅勤務で集中できない原因を考えていきましょう。

経験した方であればすぐに原因が思いつくかもしれませんね。

在宅勤務は仕事とプライベートの切り替えが難しい

通常勤務の時は会社にいるから仕事、家にいるからプライベートと切り替えることができます。

しかし、在宅勤務は今までプライベートの時間を過ごしてきた場所で仕事をしなければならないため、切り替えがうまくいかなくなるのです。
同居人がいる方であれば、それを顕著に感じるのではないでしょうか。

たとえ一人暮らしでも、テレビや漫画などの誘惑物がある中では切り替えがうまくいかないことが多いです。

そんな状態で仕事に集中することはとても難しいのです。

人は長時間集中できない

家が集中できない環境であることに合わせて、そもそも人の脳は長時間集中できるように作られていません

精神科医の樺沢紫苑先生が書籍「神・時間術」で集中力の持続時間について書かれています。
そこでは次のように紹介されています。

  • 15分:かなり深い集中力が持続できる時間
  • 45分:一般的に集中力が持続できる時間
  • 90分:大人が集中できる限界時間

学校の授業を思い出してみても、小学校は45分、大学は90分です。
(私は90分でも集中できませんでしたが…笑)

そう考えると、家で長時間集中することは不可能と言っても良いでしょう。

サボりながらの仕事はダメ絶対!

在宅勤務の良いところは自分のペースで仕事ができることです。
成果さえ出せばいいと考え、仕事とプライベートを交互にしたり、「ながら仕事」をして低時間以上働く人もいるかもしれません。

ですが、長時間仕事をすることはオススメしません

なぜなら、それこそ仕事とプライベートの切り替えができていないからです。

ダラダラと仕事をすると、常に頭の中で仕事を意識する状態になります。
そんな状態ではプライベートを楽しく過ごすことはできません。

せっかく在宅勤務をしているのです。
仕事はサクッと終わらせて、充実したプライベートの時間を増やしましょう!

  • 人の集中力は長くても90分までしかもたない
  • 家でダラダラ仕事をするなら出勤した方が良い
  • 在宅勤務をするなら早く仕事を終わらせて、プライベートの時間を充実させる

集中力を高めるポモドーロテクニック

ここまで在宅勤務で集中することの難しさを解説してきました。

「そんな状態で集中できるわけない」と思われたかもしれません。

ですが、今回紹介するポモドーロテクニックは、そんな状態でも集中できる方法なのです!
ポモドーロテクニックをご存知でない方はぜひ参考にしてください。

ポモドーロテクニックとは?

そもそもポモドーロテクニックってなに?

そんな方のために、ポモドーロテクニックについて簡単に解説します。

ポモドーロとはイタリア語でトマトという意味です。
ポモドーロテクニックの開発者がこのテクニックを使う時にトマト型のキッチンタイマーを愛用していたことからポモドーロという名前がついたそうです。

このテクニックのやり方はとても簡単で、次の手順を繰り返すだけです。

ポモドーロテクニックの手順
  1. やることを決める
  2. 25分間決めた作業に集中する
  3. 25分経過後、5分休憩を取る
  4. 手順1〜3を4回繰り返したら15分〜30分の休憩を取る

時間を測るだけなので、キッチンタイマーさえあれば誰でもできます!

ちなみに休憩時間は脳を休める時間です。
スマホやパソコンを触ると脳は休めないため、ストレッチや瞑想など頭を使わない休憩をしましょう。

ポモドーロテクニックの効果

私が実際に使っていて感じる効果は次の2つです。

  • 驚くほど集中力が高まる
  • 休憩することに罪悪感がなくなる

驚くほど集中力が高まる

集中力が高まる理由は、締め切り効果が働くからです。
締め切り効果とは期限が迫ることで集中力が最大化される心理効果のことです。

制限時間を設けることで「時間内にタスクを終わらせたい」「多くのタスクを終わらせたい」という気持ちになり、集中力を高めることができるのです。

休憩することに罪悪感がなくなる

私は休憩することになんとなく罪悪感を感じていました。
「みんなが働いている中、休憩してもいいのだろうか」という考えが頭をめぐっていたからです。

ポモドーロテクニックの休憩は、次の作業に集中するために行うものです。
次の作業のために必要だと考えると、休憩することへの罪悪感もなくなりました。

ポモドーロテクニックを使う時の注意点

ポモドーロテクニック使う時には次の注意点があります。

  • 作業によっては使えないことがある
  • 割り込みが入らないようにする
  • 中途半端でも必ず25分で切り上げる

最後はこの注意点を解説します。

作業によっては使えないことがある

ポモドーロテクニックは具体化している作業に効果を発揮します。

しかし、具体化していない作業にはその効果を発揮しません

例えば、アイデア出しの作業や、何かの対策を考えるなど、考える系の作業の時は合わないことが多いです。(逆に締め切り効果でアイデアが出ることもあります)

作業により使い時を判断するようにしましょう。

割り込みが入らないようにする

作業中に人に話しかけられたり、電話が鳴ったりすると集中力は一気に下がります

そのため、作業中は割り込みが入らないようにしなければなりません。

在宅勤務であれば、人に話しかけられることはあまりないかもしれませんが、電話やメールなどはよくあります。
次の対策をしておくことで、電話やメールの割り込みリスクを減らすことができます。

  • スマホはマナーモードにして目のつかない場所に置く
  • メールやコミュニケーションツールは立ち上げない

どうしても気になる方は5分の休憩時間に軽いチェックをしましょう。

中途半端でも必ず25分で切り上げる

25分が経過した時に作業が中途半端になることがあります。
キリがいいところまで進めたい気持ちはわかりますが、必ず25分で作業を切り上げるようにしてください。

中途半端なところで終わると「早く続きをやりたい!」という気持ちになり、次の作業で一気に集中力を高めることができるからです。

これはツァイガルニク効果と呼ばれている心理現象による影響です。
興味がある方は調べてみてください。

  • ポモドーロテクニックは簡単に集中力を高めることができる
  • ポモドーロテクニックを使う時は割り込みに注意する
  • 休憩時間はしっかりと脳を休める

ポモドーロテクニックにオススメのツール

ここまでポモドーロテクニックの解説をしてきましたが、最後にオススメのツールを紹介します。

今回はパソコン用とスマホ用のアプリを紹介します。

初心者はシンプルなツールを使おう

ポモドーロテクニックを調べるといろんなツールが出てきます。
便利なツールも多いですが、初めての挑戦であれば時間をカウントするだけのシンプルなツールがオススメです。

機能が多いと、それをうまく使いこなしたいと考えてしまうからです。
それは本来の目的からズレてしまいますし、結局使いこなせずに挫折することになります。

そのため、今回はシンプルなアプリを中心に紹介します。
シンプルすぎるので使い方の説明などは特にありません 笑

Windowsのパソコンを使用している場合

Windowsのパソコンを使用されているなら、Tomightyがオススメです。

画面の右下にトマトマークのタイマーが小さく表示されて時間をカウントしてくれます。
時間になると音と画面の通知でお知らせしてくれます。

メリット/デメリット

<メリット>
 すごくシンプルで初期設定のままで使える

<デメリット>
 音を出していないとタイマー終了に気づかないことがある

Macのパソコンを使用している場合

Macの場合はJust Focusがオススメです。

このアプリの良いところは時間が来ると強制的に画面が触れなくなることです。
TomightyのMac版もありますが、こちらの方が圧倒的におすすめです。

メリット/デメリット

<メリット>
 時間が来ると強制的に画面が触れなくなる

<デメリット>
 強制的に画面が触れなくなるため、保存などができないまま休憩時間に入ってしまうことが多い

Apple Watchを持っている場合

私はApple Watchを購入してからはWatch用のアプリで時間を測るようにしています。
Apple Watchで使えるアプリは多いですが、個人的にはFlat Tomatoがオススメです。

コンプリケーションに対応しているのですぐに起動できるので使いやすかったです。

メリット/デメリット

<メリット>
 コンプリケーションに対応しているのですぐに起動できる

<デメリット>
 シンプルさが少し足りないので使い方で悩むかも

パソコンを使わない作業の場合

パソコンを使わない作業や、アプリが苦手な方は物理的なタイマーもあります。

時計を振るだけで使える便利なタイマーです。
これがあれば、どんな作業でもポモドーロテクニックが使えます。

物理タイマーは使ったことがないので、私からのおすすめ品はありません。
購入する場合は自分に合いそうなものを探してみてください!

メリット/デメリット

<メリット>
 パソコンを使わない作業にも使える

<デメリット>
 持ち運びができない

ちなみに、スマホアプリでもポモドーロテクニックは使えますが、スマホアプリを使用することはおすすめしません

なぜなら、誘惑に負けて他のアプリを開いてしまう可能性があるからです。

誘惑に負けない自信があれば、スマホアプリを使うのもありです。

なれてきたらアレンジしていく

シンプルな形に慣れてきたら、豊富な機能を持っているアプリを使ってみるのも良いと思います。

作業時間の統計をとってくれるアプリ(Flat Tomatoの有料版は統計もとってくれます)、タスク管理とセットで使えるアプリなど、色んな種類のアプリがあります。

また、今回は作業時間を25分で紹介していますが、人によって集中できる時間は違います

そのため、集中力が続く時間を見つけることもこのテクニックを使うコツの1つです。
25分で物足りないのであれば時間を長くする、逆に25分も集中できないのであれば時間を短くするなど調整をしましょう。
(今回紹介したアプリ&タイマーは全て時間の調整が可能なものです)

自分に合うアプリ・集中時間を見つけて、効率アップを目指しましょう!

  • ポモドーロテクニックにはパソコン・スマートウォッチアプリ・物理タイマーを使う
  • 慣れてきたら自分に合うアプリや集中時間を探してみる

まとめ

今回はポモドーロテクニックについて解説しました。

集中力が高まると仕事を早く終わらせることができます。

仕事が早く終わると、プライベートの時間が多くなるので、その時間で家族とゆったり過ごしたり、副業や読書の時間に使ったりすることができます。

そんな時間を作ることができれば、仕事もプライベートもうまくいき、自分だけでなく家族も幸せな気持ちになります

コロナウイルスが原因で悪いばかりが目立ちますが、自分の時間や家族との時間が増えたという良い部分もあります。

悪い部分だけでなく良い部分を見つけて、より充実した生活を過ごしましょう!